甘酒
「飲む点滴」と呼ばれるほど美容や健康に良いと言われる甘酒。その効果や効能にどんなものが期待できるのかまとめてみました。
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甘酒の種類
甘酒には大きく分けて2種類あり、麹甘酒と酒粕甘酒があります。
酒粕甘酒は酒粕を水で溶いて砂糖を加えて飲む甘酒で微量のアルコールが含まれます。
麹甘酒は米麹から作られておりアルコールは含まれていません。
また「飲む点滴」と呼ばれるのもこちらの麹甘酒です。
米麹にはタンパク質の代謝や皮膚、粘膜の健康維持に大切なビタミンB群や必須アミノ酸が豊富に含まれており、抗酸化作用のあるエルゴチオネインは麹甘酒にしか含まれていないので美容に良いとされるのは麹甘酒の方になります。
効果・効能
どちらかというと麹甘酒の方が美容には良いようですが、コチラでは両方に期待できる効果・効能をご紹介します。
- 腸内環境を整える
甘酒には腸内環境を整える善玉菌を増やし、食物繊維とオリゴ糖が豊富に含まれています。
腸内環境が整うことによって便秘の解消や美肌効果が期待できます。
- 肌の調子も整える
ビタミンB 2,B6、ナイアシンなどのビタミンB群がタンパク質の代謝を高めてくれるため、老廃物が取り除かれハリのある綺麗な肌にしてくれることが期待できます。
- 育毛効果も!
タンパク質の代謝を高めるという事は髪もタンパク質でできているので髪にも良い効果が得られるという事になりますね。
- 血圧を下げる
甘酒にはGAVA(γ-アミノ酪酸)というアミノ酸が含まれており、ストレスを和らげリラックスさせる効果が期待でき、更には血圧を下げる効果もあります。
デメリット
こんなに良いこと尽くめの飲み物ですが飲み過ぎには注意が必要です。
栄養価が高く更に砂糖を加えるため飲みすぎると糖尿病のリスクになることもあります。
何にでも言えることですが適量であれば健康に良くても摂りすぎは毒になり兼ねません。
沢山飲みたいのであれば一日1、2杯を毎日続ける事をお勧めします。