グリーンネックレスの育て方
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グリーンネックレス
名前の通りグリーンの玉状の葉が連なったネックレスのような見た目のツル性の多肉植物です。
観葉植物としても親しまれ、丈夫で育てやすいので関東以南では外での管理も可能です。
秋には白い小さな花を咲かせ、ほのかに芳香があります。
グリーンネックレスはつる性の植物ですが、何かに巻きついて成長するのではなく葉を下垂させて成長するので棚や床に置くよりもプラントハンガーなどで吊るして飾るのが良いでしょう。
春と秋に生育期を迎えるのでそれ以外の夏と冬は休眠期に入るので水やりや植え替えは控えましょう。
分類 | 多肉植物、セネシオ |
草丈・樹高 | 30〜100cm |
耐寒性 | 普通・0℃まで |
耐暑性 | 普通 |
開花時期 | 9〜11月 |
花色 | 白 |
置き場所と日当たり
風通しと日当たり共に良い場所を好みますが真夏の直射日光はNGです。
葉が焼けてしまったり蒸れの原因になるのでレースカーテン越しなどの明るい日陰や半日陰で管理しましょう。
班入りの場合は半日陰で管理するのが理想的です。
関東以南では冬の外での管理も可能ですが雨や寒風、霜が当たらない場所を選びましょう。
土選び
土は水捌けの良いものがお勧めです多肉植物用の土か観葉植物の土で育ちます。
水やりのポイント
生育期の春と秋は土の表面が乾いたらたっぷり与えましょう。
夏と冬の休眠期は水やりは控えめにしましょう。
高温多湿が苦手な植物なので特に夏の水の与えすぎには注意が必要です。根腐れしやすくなるので乾燥気味に管理することをお勧めします。
肥料
肥料を与える時期は生育期の春と秋に与えましょう。
暖効性肥料を少量又は水やりの際に液体肥料を与えると緑色が鮮やかになります。
病害虫
アブラムシが付くことがあるので捕殺するか薬剤を散布しましょう。
剪定・切り戻し
剪定は生育期の春か秋に行います。
根本から5〜10cmほど残して切り戻します。
切り取った茎は挿し穂として育てることができます。
植え替え
植え替え時期も休眠期以外の春か秋に行います。
土が古くなって育ちにくくなっていたり、根で蜂がパンパンになっていたら一回り大きな鉢に植え替えましょう。
夏越し
夏は休眠期に入るので水と日光を控えます。
半日陰の風通しの良い場所で管理してあげると良いでしょう。
水やりは半日で乾く程の量を涼しい時間に与えましょう。
冬越し
グリーンネックレスは0℃近くまでの気温に耐えられます。
最低気温が0℃を下回らなければ外でも育てることが可能ですがやはり冬は室内で育てる方が安心です。
室内で育てる場合も暖房の風が直接当たらない場所を選ぶと良いでしょう。
昼間の暖かい時間に日光に当てて風通しの良いところで管理しましょう。
増やし方
株分け・挿木・挿し穂の方法で増やすことができます。
生育期の春か秋に行います。
挿木の場合は剪定時に切り取ったものを挿木します。
株分けも簡単にできますが、植え替え中に切れてしまうので切れてしまった部分を新しい鉢に植えてあげるだけで十分育ちます。
また、根詰まりや株元が枯れてしまった場合でも元気のある部分を挿し穂にしてクローンを作ることができます。