アガベの育て方
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アガベ
原産は南アメリカ北部や北アメリカ南部、中央アメリカを原産とするリュウゼツラン科リュウゼツラン属の多年草の多肉植物です。
暑さや寒さに強く種類によってはテキーラの原料やアガベシロップの原料になることで有名です。
分類 | 多肉植物 |
草丈・樹高 | 5cm〜5m |
耐寒性 | 強い・0℃くらいまで |
対処性 | 強い |
置き場所と日当たり
アガベは元々暑い地域に自生しているため比較的暑さに強く、良好な日当たりを好みます。
また高温乾燥の環境が大好きです。
日当たりの悪い場所で育てるとひょろひょろと不恰好な形に徒長してしまいます。
暑さだけではなく寒さにも強いので種類によっては年間を通して屋外で育てることができますが、多湿を嫌う性質があるので雨が当たらない風通しの良い場所に置くと良いでしょう。
夏の蒸れは根腐れの原因にもなるので注意が必要です。
冬は最低気温が0℃を下回る場合は室内に移動させてあげるのが無難です。
室内で育てる際は暖房の風の当たらない日当たりと風通しの良い場所においてあげると良いでしょう。
土選び
土は水捌けの良い多肉植物の土が合っています。
自分でブレンドする際は赤玉土3バーミキュライト7で私は育てています。
水やりのポイント
アガベの葉には水分を溜め込む性質があるので乾燥には元々強いです。なのでお水は控えめに乾燥気味に育ててあげましょう。
水やりのタイミングは土が乾いてから2、3日経ってからあげるようにしましょう。
また、受け皿に水が溜まったままになると根腐れやカビの原因になるので必ず溜まった水は捨てる事を忘れずに。
肥料
生育期に当たる春〜秋に暖効性の肥料を2ヶ月に1回のペースで与えると良いでしょう。
液体肥料は10日に一回のペースで与えましょう。
元々多肉植物は少ない肥料でも育つので多肥にもご注意を。
病害虫
アザミムシやカイガラムシが付きやすく見つけ次第捕殺するか薬剤を散布してあげると良いでしょう。
病気には、さび病や黒星病があります。さび病は秋〜冬の時期にかけて、黒星病は春〜夏の時期によく発生します。どちらも見つけ次第、病斑部分をナイフなどを使って丁寧に切除しましょう。
植え付け・植え替え・株分け
アガベの植え替えは鉢が根でパンパンになったら、2年に1度を目明日に行います。
時期は4〜5月で新しい鉢は一回り大きいものを選びましょう。
アガベは株分けで増やすのが一般的です。
植え替えの際に子株が出ていることがあるのでこの時に株分けするとストレスを最小限に抑えられます。
種まきの時期は5〜10月の寒くない時期に行いましょう。
冬越し
アガベは10月下旬から3月頃まで休眠期に入るので水やりは月に1〜2回で十分です。
気温が5℃以上ある日に行いましょう。
この時期に水をあげ過ぎてしまうと根腐れを起こしてしまうので乾燥させて管理すると良いでしょう。