Gardening

タンジーの育て方

タンジー

タンジーはヨーロッパからアジアの広い範囲で生息するキク科の多年草です。

葉がよもぎに似ていることから日本では「ヨモギギク」という呼び名があります。

開花時期には黄色の小さな花を付け、草丈が150cm程になり花壇の背景を彩ってくれます。

芳香には防虫効果があり果樹の周りに植えて害虫を防ぐコンパニオンプランツに使用されます。

分類ハーブ
草丈・樹高50〜150cm
耐寒性強い
耐暑性強い
開花時期7〜10月
花色黄色

置き場所と日当たり

日当たりと風通しの良い場所を好みます。

寒さにも暑さにも強く、冬に地上部は枯れてしまいますが春になれば再び芽を出します。

湿気を苦手とし、繁殖力が旺盛なので隣の植物との株間をしっかり確保しましょう。

土選び

水捌けの良い土を好みます。

鉢植えでは市販のハーブ用土でも育ちますし、ブレンドする場合は赤玉土7:腐葉土3の割合にすると良いでしょう。

地植の際は一週間前から土へ苦土石灰を1㎡あたり100g程混ぜ込んで酸性度合いを中和します。



肥料

植え付け時に緩効性肥料を土に混ぜます。

生育が悪い場合は3~5月と9~11月の間、2~3ヶ月に1回油かすを与えるか、液体肥料を与えましょう。

生育に問題がない場合は肥料は必要ありません。

水やり

地植えの場合、水やりは基本的には必要ありません。

鉢植えの場合は土が完全に乾いたら涼しい時間にたっぷり水を与えましょう。

病害虫

虫除け効果があるため病害虫の心配はありませんが、まれにバッタに食べられてしまう事があります。

剪定・切り戻し

開花期に花を茎ごと摘み取ります。

葉は春〜秋であればいつでも収穫可能です。

収穫後はポプリやドライフラワーにすると長く楽しめます。

植え替え

繁殖力がとても旺盛なため、地下でどんどん成長します。

鉢植えの場合は毎年植え替えが必要です。

地植えの場合も思ってもいない場所から生えてきたりする事があるのでブロックなどで区切って植え場所を制限するのも良いでしょう。

花は7〜10月に黄色い1cmくらいの花を咲かせます。

増やし方

種まき、挿木、株分けの方法で増やす事ができます。

そのままにしておいても種が落ちて繁殖できる上、地下茎もどんどん広がっていくので場所を移さない限りは何もしなくても自然と増えていきます。



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