ペパーミントの育て方
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ペパーミント
シソ科ハッカ属の多年草で古来から薬草や薬味として使用されるほか、蒸留して摘出された精油は様々な香料に使われています。
繁殖力旺盛なので植える場所はしっかり選びましょう。
園芸分類 | ハーブ |
草丈・樹高 | 60cm〜1m |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
開花時期 | 7〜9月 |
花色 | 白 |
日当たり・置き場所
日当たりが良すぎると葉が焼けて萎れたり枯れたりする場合があります。
日照不足になると色や香りが落ちる事があるので日に当てすぎず当てなさすぎず半日陰の風通しの良い場所で管理しましょう。
あと、乾燥にも注意しましょう。
土選び
市販のハーブの土でも育ちますが保水力が高めの土がおすすめです。
ブレンドする場合は赤玉土・バーミキュライト・腐葉土を5:3:2の割合で混ぜて使うと良いでしょう。
保水力が少ないとしっかり根が張らない場合があるので注意が必要です。
水やり
乾燥に気をつけこまめに水やりをしてあげます。
常にある程度土が湿った状態を保ちます。夏の乾燥は枯れてしまう事もあるので涼しい時間にたっぷり与えてください。
肥料
生命力が非常に強い植物なので肥料は基本的には不要です。
緩効性肥料を3〜9月の間に2・3ヶ月に一度与えても良いですが、肥料の与えすぎは香りが落ちる原因にもなります。
病害虫
メントールの香りには虫除け効果もあるため比較的害虫には強いですが、弱い苗にはアブラムシが付く事があります。
放置すると株が弱ってしまうので見つけ次第捕殺するか人体に害のない薬剤を散布します。
剪定・切り戻し
夏前に増えている場合は風通しを良くするために刈り取ってしまいましょう。
繁殖力が旺盛なのでまたすぐに生えてきます。
この時枯れている枝や葉も一緒に切ります。
植え替え
繁殖力が旺盛なので生育期であればいつでも植え替えが可能です。
また根詰まりも起こしやすいので、根をほぐして一回り大きな鉢へ植え替えましょう。
夏越し
蒸れを防ぐために夏前には剪定するのがおすすめです。
風通しの良い場所で管理しましょう。
冬越し
非常に寒さに強いため冬でも外で管理できます。
地上部が枯れてしまったように見えても土の中では生きているため暖かくなればまた芽を出します。
増やし方
株分け・挿木・葉挿し・種まきで増やす事ができます。
地植えにすると増えすぎてしまうので根の広がりを抑える工夫が必要です。