ひまし油-Castor oil-
Table of Contents
ひまし油
ひまし油(ひましあぶら、ひましゆ、蓖麻子油)は、トウダイグサ科のトウゴマの種子から採取する 植物油の一種です。
基本情報
摘出部位 | |
摘出法 | 低温圧搾法(コールドプレス、冷搾法、常温絞り) |
色 | 薄い黄色 |
粘性 | 非常に高い |
浸透力 | 遅い |
香り | 独特な油の香り |
効果・効能
抗菌作用・抗ウイルス作用・抗炎症作用・鎮痛作用・抗酸化作用・瘢痕形成作用・デトックス作用などがあります。
・傷跡を薄くする
瘢痕形成作用があるので傷跡を薄くし目立たなくしてくれます。ニキビ跡やシミにも効果的です。
・外傷の治りを早めてくれる
外傷性の痣や捻挫などの痛みにひまし油の湿布を使うと治りを早め、傷跡を残りにくくしてくれます。
・代謝・免疫向上
体内の毒素を排出してくれる作用があるため、マッサージオイルや湿布に使うと新陳代謝が良くなりリンパや血液の流れを良くしてくれます。内臓機能が向上し免疫力を高めてくれます。
・デトックスや便秘解消に
湿布を腹部に当てると腸の働きを活性化し、体内の毒素を腸に集めて便秘を解消してくれるデトックス効果があります。
少量を経口摂取して下剤に使われることがありますが、吐き気やアレルギーが起こることがあるので人によっては注意が必要です。
使い方
・湿布
布に染み込ませパックのように使います。
・保湿
肌や髪、爪の保湿に直接塗って使います。代謝を促進してくれるので肌のターンオーバーを高め、髪やまつ毛の成長を促進し、爪に使うと爪を硬く強くしてくれます。
・メイク落とし
毛穴の汚れを綺麗に落とし保湿効果も高いのでメイク落としに最適です。そのまま使う事もできますが粘性が高いので他のキャリアオイルと混ぜて使うと伸びが良くなります。
・手作りコスメの材料に
保湿クリームやリップクリーム、石鹸を手作りする時の材料になります。
注意事項
経口摂取は吐き気や下痢を引き起こすので大量に摂取するのは厳禁です。人によってはアレルギーを引き起こす事もあるので経口摂取はあまりお勧めできません。