自律神経の乱れの症状と原因
何かと自律神経を乱してしまいがちな現代社会・・・乱さないために出来る事はあるでしょうか^^
Table of Contents
自律神経って?
自律神経とは心臓などの内臓を動かしたり体温を調節したり、生きていくために必要なことをしてくれます。
そしてこの自律神経は私たちの意思とは関係なく、生命を維持するために自動的に働いてくれています。
神経と言えば運動神経などもありますが、運動神経は手足や体を動かすために自分の意志で動かすことができます。
しかし、生命を維持するための機能を動かす自律神経は自分の意志では動かせません。なので勝手に乱れてしまうし、それを整えるのも簡単ではありせん。
自律神経が乱れて不調が起こる事を自律神経失調症と言い、精神的な症状だけではなく身体的な症状も出てきてしまいます。
自律神経失調症
精神的な症状
- イライラしやすくなる
- パニックになりやすくなる
- 不安感に襲われる
- やる気が出ない
- 情緒不安定
うつ病にも似た症状ですが、全く別物で、自律神経失調症の場合は身体的症状も一緒に出てくるのが特徴です。
自律神経は体内の様々な器官と繋がっているため多くの症状が現れます。
身体的な症状
- 何もしてないのに汗が出る
- 食欲が湧かない
- 息切れしやすくなる
- 不眠
- 免疫力の低下
- 肌荒れ
- 頭痛
- めまい
- 体重増加
- 手足の冷え
こういった身体的な症状も一緒に出てくるのが自律神経失調症です。自律神経の乱れから来る精神的なダメージがうつ病の原因にもなり得るので併発している可能性もあります。
精神的に辛い時や体がだるい時は自律神経が乱れてないか確認した方が良さそうですね。
自律神経失調症にならないために
自律神経が乱れる原因
まず代表的なものが、不規則な生活です。人間の体は一定のリズムで生活するように作られていて、それに合わせて自律神経が働くようになっています。
そのリズムとズレて生活していると、交感神経と副交感神経の切り替えが上手く行かなくなってしまいます。その結果、自律神経が乱れてしまい先ほどご紹介した様々な症状に繋がります。
そして、ストレスも大きな原因の一つです。緊張状態が続き強いストレスを感じると、お腹が痛くなったり、動悸が激しくなったりするのはストレスに対して自律神経が働いているからです。
感じるストレスが大きくなると自律神経の働く量が増えるので、これによって乱れやすくなってしまいます。
「自分ではやりたくはないけどやらなくてはいけない事」といった本能や感情を理性で抑えるような事が続くと、強いストレスを感じてしまいます。
そして、体へのストレスは食生活も深く関わっています。その他には喫煙や飲酒、ホルモンバランスの変化も原因として挙げられます。特に女性は40代頃からホルモンバランスが崩れるので自律神経が乱れやすくなります。
そして、季節の変わり目など、気温や気圧の変化でも自律神経は乱れやすくなってしまいます。
とってもデリケートな自律神経だけど自分でコントロールできないのがもどかしいです。
原因となるものを全て排除するのは難しいですが、この原因を一つ一つ無くして行ってできる事を続けていけば良いのかなと思いました。
生活を規則正しくしたり、食生活の改善やお酒やタバコを控えるのは今すぐにでもできそうな対策です。
そして大事なのがよく寝る事と適度な運動です。
調子がおかしいなと思ったら小さな事ですが初めてみるのはいかがでしょう?