癌リスクの高い食品その①「ポテトチップス」
ポテトチップスは野菜でできているからヘルシー♪なんて言ってる人は今でもいるのかな・・・昔はいたな・・・
油はカロリー0だから揚げ物はとってもヘルシーなんて言っているタレントも居ましたね(笑)
前回の記事に書きましたが、テレビの情報を鵜呑みにした健康法に勤しんでいた叔母は癌で命を落としました。
何でも信じてしまうのも考えものです。
まず前提として、国際癌研究機関通称「IARC」という癌について研究している機関があります。
そこでは人に対する発癌性に関する様々な物質や要因を評価して4段階に分類しています。どんなものが発癌性を持っているのか世界的に研究され明らかになってきています。
ちなみにこの分類は発癌性があるかどうかの「証拠の強さ」を示すものであって物質の発癌性の強さやリスクの大きさを示すものではありません。
あくまで「この成分には発癌性があります」とどのくらいの強さで言えるかという事です。
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「グループ2A」
「グループ2A」とは「人に対しておそらく発癌性がある」というグループです。
そしてポテトチップスには、グループ2Aに分類される「アクリルアミド」という物質が入っています。
アクリルアミド
「人に対しておそらく発癌性がある」アクリルアミドを含むポテトチップスもおそらく発癌性があるという事になります。
アクリルアミドができる主な原因は、原材料に含まれるある特定のアミノ酸と糖類が揚げる・焼く・炙るなど120℃以上の高温での加熱により化学反応を起こすためと考えられています。
水分含有量が少ない場合には特にこの物質ができやすくなるとされれいます。
アクリルアミドができやすい食品とできにくい食品があります。中でも特に穀類・芋類・野菜類などに豊富に含まれています。なので芋類のじゃがいもを揚げているポテトチップスは、アクリルアミドが沢山できるという事になります。
海外では・・・
ポテトチップスは日本では大人気ではありますが、海外では発癌性があると警告されているほど危険視されている食品の一つです。
おやつやおつまみ、主食にと様々な楽しみ方がありますが、よく食べる人ほどその習慣を見直す必要がありそうです。