花粉症の人が摂るべき食べ物
花粉症の人が避けるべき食べ物をご紹介してきましたが、今度は花粉症になりにくくなる、症状を抑えてくれる食べ物をご紹介していきたいと思います。
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緑黄色野菜
カボチャやピーマン、ほうれん草などの緑黄色野菜です。緑黄色野菜にはビタミンAやビタミンCが含まれていて、皮膚や粘膜を健康に保ったり、くしゃみや鼻水などのアレルギー反応を誘発するヒスタミンの分泌を抑える効果があります。
因みに似たような効果としては青魚に含まれるDHAとEPA、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールにも同様の効果があります。いずれもヒスタミンやロイコトリエンといったアレルギー症状を引き起こす化学物質の分泌を抑える効果があります。
ビタミンA、Cは緑黄色野菜の他にもレバーやブロッコリー、柑橘類、ジャガイモなどに含まれています。ビタミンCは水溶性なので一度に大量に摂っても尿と一緒に排出されてしまうので、柑橘類を一日1個食べるなどして毎日こまめに摂るのがお勧めです。
鮭など、ビタミンDの多く含まれる食材
鮭に含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を助けて骨を強くしてくれる効果があります。そして体の免疫機能を正常に保つ作用もあります。ビタミンDが不足すると異常な免疫反応を起こす危険があるくらいです。
ビタミンDは鮭以外にもサンマや鰹、干し椎茸や切り干し大根などの乾物にも多く含まれています。ビタミンDは脂溶性なので油を使った料理にすると吸収率が上がります。
発酵食品
ヨーグルトや納豆などの発酵食品には善玉菌や乳酸菌が沢山入っているので、腸内環境を整えて腸管免疫系を正常に保ってくれます。
発酵食品は食物繊維やオリゴ糖と合わせて摂るのがお勧めです。これらの栄養素は善玉菌の餌になるので、より効率的に腸内環境を改善する事ができます。
食物繊維といえば生野菜ですが、他にもゴボウやキノコ類、アボカド、大豆製品、芋類にも含まれています。特に大豆製品はオリゴ糖も豊富なので普段あまり食べない人には是非摂って頂きたい食材です。
ポリフェノールが豊富な飲み物
コーヒーや緑茶、赤ワインなどの飲み物です。これらの飲み物には抗酸化物質があるポリフェノールが豊富に含まれていています。抗酸化物質とは細胞の老化の原因になる活性酸素を除去して様々な病気や体調不良を予防してくれる成分のことです。
花粉症などのアレルギー疾患にも効果があるので日常的にお茶やコーヒーを飲む事で花粉症の対策もできます。
最後に
これらの食材以外にもいろんな食材、調味料をバランスよく摂る事で腸内環境や体のコンディションを整える事ができます。他の病気を予防するためにも一度食生活を見直してみると良いかもしれないですね^^