パキポディウムの種まき
そろそろ寒くなくなって来たので通販で購入した種を蒔いてみる事にします^^
Table of Contents
パキポディウムの種まで大事なポイント
- 発芽率の実績がある種子を手に入れる
- 発芽に適した温度25度以上がベスト
- 水を切らさない
パキポディウムの実生で失敗しないポイントは、大きく分けると上の3つです。
発芽率、発芽実績のある種子を撒く
古いグラキリスのタネや管理がずさんな種子は、どんなに播種環境を整えても発芽はわずかしかしません。最悪0発芽ということもあります。
反対に鮮度がよく、発芽実績のある種子販売店から購入したタネは、適当にまいても簡単に芽が出てきます。国内産グラキリスの種子ならほぼ100%近い発芽率となるでしょう。
発芽温度は25度以上がベスト
グラキリスだけでなく、パキポディウムの種子は25度以上、最低でも20度以上が発芽適温となります。20度だと発芽は芳しくなかったと記憶しています。
発芽する温度に達する場所もしくは、加温をしましょう。
種を撒く時期は、無加温の場合は3月中旬~になります。
加温が可能でしたら冬でもパキポディウムの実生を楽しむことができます。ただ、発芽後の置き場、加温についても考える必要があります。
加温環境は、特別な器具が無くてもペット用の加温シート(ヒートマット、保温マットなど)や暖房の効いた室内でOKです。ただ最低でも20度以上はキープするのが安全です。(土の温度)
水を切らさない
種を撒きましたら、基本的には水を切らしてはいけません。湿度が高いほど発芽しやすいと感じています。ただ、湿度が高いと同時にカビも出てきやすいです。
断水に強い品種とはいえ、小さな1年未満の株では乾燥に耐えられません。
なので、水を発芽後2ヶ月は切らさないようにしましょう。
種を蒔く土の配合
種をまく土の配合やホームセンターや園芸店で販売されている土は、基本なんでもOKです。
今回は多肉植物の土が沢山あったので多肉植物の土に直接巻きました。
用土にこだわりたい方は、赤玉小粒・軽石・緩効性肥料・腐葉土(有機物)・くん炭などを混ぜて使用しましょう。腐葉土はカビや病気の発生元にもなるので、注意が必要です。発芽後、初めての植え替えのときに混ぜ込むと良いでしょう。
それでは蒔いてみましょう!!
種を一晩水に浸す
まず種を蒔く前にダコニールを2000倍希釈した水に浸けて種のカビ対策を行います。
鉢を除菌
鉢は水切れを防ぐ為下に水が貯められる鉢を使いました。
カビ対策のためにこれをアルコールで除菌します。
土を消毒
土もカビ対策のために消毒していきます。
耐熱ボウルに土を入れて少し水で湿らせます。ラップを掛けてレンジで加熱して消毒します。
土が冷めたら鉢底ネットを入れた鉢に土を注いでいきます。
土に種を蒔く溝を作ってここに種を蒔いて優しく土を被せます。
鉢の下に沢山水を入れられるのですがこの時にダコニール水も一緒に入れてしまいます。
ラップを掛けて❤️発芽しますように^^