乳化剤ってどんなもの?
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乳化剤
乳化とは水と油のように混じり合わないものを均一に混合する働きの事で、他にも空気と液体、個体粒子と液体などを均一化する働きも乳化といいます。
牛乳や乳製品を連想させますが全くの別物です。
他にどんな働きをするのか
・液体を個体の表面に広げぬれやすく
・隙間をぬって内部に浸透させる
・液体に溶けて泡を生じさせる
・液体に泡ができるのを防ぐ
・艶出し
などいろいろな食品に対して幅広く使われています。
カレールウに使われる場合
グリセリン脂肪酸エステル・レシチン・しょ糖肪酸エステルなど主に11種類の成分の中でカレールウに多く使われているのがしょ糖肪酸エステルです。
これが食品添加物として使われる乳化剤です。
食品以外にも
乳化剤は界面活性剤とも言って洗剤などにも使われる。
言うなれば食べられる洗剤ということになります。
界面の性質を変化させる「界面活性剤」は約2000種類もあるといわれています。
大袈裟ではありますが、洗剤を食べていると思うとあまり気分の良いものではありません。
乳化剤の危険性
乳化剤は一括表示が許されている食品添加物で、一括表示とは類似の性質、作用、効果を持つ複数の添加物を使用する場合ひとまとめにして表示しても良い事になっています。
似たような性質なら違う物質でも混ぜ合わせて乳化剤と表示して良いとういう事になっていて、例えば、合計11種類混ぜ合わせても同じ乳化剤で1種類だけでも乳化剤と言う事になります。
乳化剤と同じような効果があれば違うものでも一緒に混ぜても良いという事で、乳化剤と同じような効果があれば、違うものでも一緒に混ぜても良いと言う事になります。
乳化剤の中に乳化剤ではないけど違う物質が入り込んでも、表示の義務がないとなると私たちの知らない間に安全なものではなくなってしまっているかもしれないのです。
洗剤と同じ働きができて一括表示できるのなら本当に洗剤を食べてしまっているかもしれないというのは大袈裟かもしれないですが考えてしまいます。
少量なら問題ない
大量に摂取しなければ体に悪影響はないと言うことで様々な加工食品に使われていますが、乳化剤が多く含まれる食品ばかり食べ続けていたらどうなるかは歴史が浅いのでわかっていません。
頭の片隅に置いて摂りすぎないように気をつける事が大事だと思いました。