冷えの改善方法〜運動編〜
冷え性の原因は一つでは解決できないので、それぞれの症状に合わせて運動、食事、生活習慣の3つの観点から冷えの対策をみていきたいと思います。
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まず運動!
冷え性全般に言える事は自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のバランスが崩れていることが多く、交感神経が優位な状態になっています。
症状にも寄りますが冷え性と合併して睡眠の質が悪い、イライラしやすい、気持ちが落ち込むなどの症状がある場合は血行をよくしようとしてジョギングや、少しきつめのトレーニングをしてしまうと交感神経が優位な状態になってしまいます。
運動は血行を促進するにも筋力をつけるのにも効果的ですが、冷え性によって交感神経が優位な場合はジョギングなどの有酸素運動よりもウォーキングの方が合っていると言えます。
ウォーキングなら体に負荷をかける事なく続けられる人も多いと思います。
冷え性を改善するためのウォーキングのポイント
自律神経を整えるために、副交感神経に切り替えながら血行を促進してあげることがポイントです。
この効果をしっかり果たすことができるのが歩行瞑想と呼ばれるウォーキングです。
やり方は簡単で、とにかく歩くことに全意識を集中させる事だけ。例えば右足の踵が付く足の裏が地面に付く、右足が離れ、右足の踵が付くといった感じで足の感覚にしっかり意識を集中させること。
こうして歩く事に全意識を集中させると自然と足全体を使って歩けるようになり、運動効果も上がります。
それと同時に自律神経を整える効果や、ストレス軽減、血行促進などの効果が得られるので心の状態から冷え性を改善する効果があります。
自律神経の乱れをそこまで感じない場合は軽いジョギングや筋トレはもちろん効果的です。
ただ、心身の疲れも冷えにつながっている場合は運動する気も起きないし、ましてやジョギングなんてできません。
歩行瞑想のいい所は家でも出来る事で、家から出たくない場合は狭いスペースでもいいのでやってみて、気分のいい時は外でするといった感じで試してみてはいかがでしょう?