レモングラスの冬支度
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冬支度を始めるタイミング
レモングラスは熱帯地域が原産なのでおおよそ10℃で成長が止まって5℃以下の寒さに晒されると枯れてしまいます。
葉の色が黄色くなってドライリーフのようになって枯れていきます。という事で最低気温も10℃を下回って5℃以下になる日もちらほら出てくるようになってきたのでそろそろ冬支度を始めます。
レモングラスの冬越しのやり方
発泡スチロールの箱を刈り込んだレモングラスの上に置いて風で飛ばないように石などで固定するだけ。これが一番確実と育てている人に教えて頂きました。
残す長さは1cm〜10cm。お茶にしたり料理に使ったりまだまだしたいと思うので、3株の長さを用途別に変えてみました。
手前の株は根を料理に使いたいので10〜10数センチ残してカットしてみました。
真ん中の株は長い所で5cmほど、短めに刈り込みます。この株はこの後収穫することはしない本気の冬越し用です。
断面を見るだけで美味しそうと思ってしまいましたがこの株はもう触らず大事にします。
一番奥の株は枯れる事覚悟でギリギリまで収穫できるようにそのままにしました。収穫期が過ぎたら何かしらの措置を取ろうかな。
刈り取ったレモングラスの使い道
- お茶:葉や根をポットに入れてお湯を注いだらフレッシュレモングラスティー。少し乾燥させてもまた違う風味が楽しめます。個人的には緑茶やセイロンティーなど爽やかなお茶とブレンドするのも大好きです。
- 入浴剤:フレッシュでもドライでも洗濯ネットやだしパックに入れてお風呂を沸かします。入浴しながら揉んであげると油分がお湯に溶けてレモングラスの香りがお風呂に広がります。体を芯から温めてくれたり保湿作用もあるので入浴剤にはピッタリ。
- 薬味:根の部分を輪切りにしてサラダやお肉と一緒に頂きます。スイートチリソースとの相性が抜群!
- ドライフラワー:お部屋や玄関前に吊るしておくとレモングラスの香りが広がります。軒下に吊るして乾燥させても◎虫除け効果もあるので出入り口の近くやダニが発生しやすそうな部屋に吊るしてサーキュレーターの風邪を当てておけばダニの防除に役立ちます。
- マルチング:ドライにしたものや、入浴剤に使い終わったものがイネ科の植物なのでマルチングに最適です。防虫効果もあるので観葉植物のマルチングに使えばコバエの繁殖も抑えられます。
レモングラスって
お茶で飲めば胃腸の調子を整えてくれたり。そのまま食べても繊維質が整腸作用を発揮してくれたり。入浴剤にも使えるし虫も嫌がる香りを出してくれたり。使い道がたくさんあって大好きな植物です。お茶や入浴剤の殻までマルチングに使えてその後は土に戻ります。
The Organicな所が大好きです。