ルー(ヘンルーダ)-Rue-
Table of Contents
ルー(ヘンルーダ)
ルー(ヘンルーダ)は日本には江戸時代に伝わってきており、当初は通経剤・鎮痙剤・駆虫剤のほか料理の香りづけに利用されることもありましたが、このハーブには有毒成分が含まれていることが判明し、昨今では観賞用のハーブとなっています。
ルー(ヘンルーダ)には独特の強い香りがあり、庭に植えると虫除けや猫除けになります。ドライフラワーやポプリ・サシェにして飾っても防虫効果を発揮します。
なお、葉から出る汁に触れるとかぶれることがあるため、扱う際には手袋をするなど対策が必要です。
注意事項
毒性があり、食用・薬用には用いる事はできません。特に妊娠中の使用は禁忌です。
ルー(ヘンルーダ)は人によっては触るとウルシのようにかぶれる毒性があり、皮膚に火傷のような水ぶくれを引き起こす可能性があります。
大量に服用すると嘔吐や胃の痛みを発症することもあるので口にする事はしてはいけません。
効果・効能
防虫・猫避け・殺菌・通経
利用法
猫避けスプレーの作り方
育ったルーを利用して猫除けの天然成分スプレーを作ってみましょう!
- 育ったルーの葉を10枚程摘んできます。
- 収穫したルーは水洗いして、鍋で煮詰めます。
- 出来上がった液をこしとり、スプレー容器に入れます。
- 「猫除けスプレー」の完成です。
塀の上など鉢を置けない場所にスプレーしておけば猫を寄せ付けなくなります。
煮詰めるのは面倒、という方はちぎった葉を直接土に埋めておく方法もおすすめ。土の中で発酵して香りを周囲に広げるので猫が近づきにくくなります。
そのほかにも猫除け効果があるとされているハーブはミント・タンジー・ローズマリーなどもあるので、併せて植えると効果的です。