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常滑焼

先日お友達と旅先で陶器屋さんに立ち寄って急須を新調しました。

色々な急須の中から最初はデザインで選んでいましたが、店員さんが急須は使い勝手で選ぶべしと教えてくれてお勧めされたのがこの常滑焼(常滑焼)の急須でした。

よくある金属の茶漉しでは茶葉が広がりきらないのでお茶のポテンシャルが出しきれないそうです。

こちらの急須は注ぎ口に茶漉しが付いているので茶葉が急須いっぱいに広がります。

注ぐときも詰まる事なく注げます^^

早速お気に入りとなった急須の常滑焼、お店の方に教えて頂いた事も含めまとめてみました。

常滑焼

愛知県の知多半島にある常滑市周辺で生産される陶磁器で、日本六古窯のひとつに数えられています。常滑焼を代表するのが、「朱泥(しゅでい)」と呼ばれる赤茶色に焼き上げる急須。

新装された東京駅舎の赤レンガも、常滑焼のタイルが用いられているそう。急須や食器などの日用品から招き猫・タイルまで、私たちの生活に寄り添った幅広いものが作られています。

通常の陶磁器づくりでは、粘土に鉄分が含まれていると焼成によって黒くなったり、膨れてしまったり扱いが難しいものとされてきたが、常滑焼ではこの弱点を逆手に取り、粘土に含まれている鉄分を生かして均一な赤茶色の焼き物を作ることに成功しました。

常滑焼の朱泥急須は、注ぎ口のお茶切れの良さ、持ち手の持ちやすさで知られています。

歴史

常滑焼は六古窯の中でも最古の歴史を持つといわれます。1100年頃の平安時代末期、猿投窯 (さなげよう) の灰釉陶器の流れを汲み、知多半島へ広がったとされています。

常滑でこれだけ窯業が発展した背景には、いくつかの要素があります。焼き物に欠かせない原料の土に恵まれたこと。釜焼の燃料となる木が豊富にあったこと。さらに海に面する土地柄で船によって重さのある焼き物を一度に大量に運べる事が出来たこと。この三つが揃い、焼き物の一大産地になりました。

古くからある焼き物ですが急須は幕末頃に完成して広まっていったそうです。

鉄を多く含む土が原料という事はお茶に鉄が溶け出して鉄分補給にも一役買ってくれそうですね^^

 購入したお店の情報

陶器専門店とうきのうちだ

 所在地:〒411-0847 静岡県三島市西本町1−17

電話:055−975−1135

食器だけでなくお洒落な陶器の植木鉢も置いてありました。お店の方も親切に色々教えてくれて、お勉強にもなりました。また行きたいと思います。

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