癌の予防法
癌になりやすい食品をご紹介してきましたが、これらを避ける以外の予防法もあります。
国立癌研究センターによると、これから紹介する5つの健康習慣を実践することで、自分の努力で癌になる確率を半減させることが可能になります。
それではご紹介していきましょう^^
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タバコを吸わない
タバコを吸わない事です。食べ物の事ばかりであまり触れてはいませんでしたが、実は一番癌リスクを高くするのは喫煙なのです。
タバコには肺癌のイメージが大きいですが、食道癌、膵臓癌、胃癌大腸癌、膀胱癌、乳癌など多くの癌に関連します。
タバコを吸う人は吸わない人に比べて癌になるリスクが1.5倍高まることもわかっています。
節酒する
アルコールの発癌性はアルコール飲料でご紹介した通りです。全く飲まないと言わずとも控える事が手っ取り早い方法ですね。
飲む場合は純エタノール量換算で一日あたり23g程度までを目安に摂取しましょう。飲まない人や飲めない人は無理に飲む必要はないですね。
毎日飲む人は一日あたり
- 日本酒1合
- ビールは大瓶1本
- 焼酎や泡盛は原液で1合の2/3
- ウイスキーやブランデーはダブル1杯
- ワインはボトルの1/3程度
が純エタノール量換算23g程度になります。
酔うとどんどん飲んでしまいがちですがこれはメンタルを鍛える必要がありそうです。
食生活を見直す
これまでの研究から、塩分の摂りすぎ、野菜や果物を摂らないことそれに熱すぎる飲み物や食べ物を摂る事が癌の原因になると言うことが明らかになっています。
食塩摂取量の多い人は胃癌のリスクが高いです。それに高血圧や、循環器疾患のリスク増加にも繋がります。
一日当たり男性は8.0g未満、女性は7.0g未満にすることが推奨されています。
次に野菜や果物を多く摂ればリスクが低下するかどうかと言う点に関しては明らかではありませんが、食べる量が少ない人は癌のリスクが高いことは分かっています。野菜と果物は生活習慣病予防にもなるので毎日できるだけ食べて損はないものです。
次に、熱い飲み物や食べ物は食道癌と食道炎のリスクが高くなると言う報告が数多くあるので、熱い場合は少し冷まして、口の中や食道の粘膜を傷つけないようにしましょう。
適度な運動
仕事や運動などで身体活動量が高い人ほど癌全体の発生リスクが低くなるという報告があります。
身体活動量が高い人では、癌だけではなく心疾患のリスクも低くなることから、死亡全体として考えた場合のリスクも低くなります。
国立癌研究センターの研究報告によると特に高齢者は、休日などにスポーツや運動をする機会が多い人の方がよりはっきりとリスクの低下が見られています。
運動するような趣味を作ってしっかり運動する機会を作ったり電車を一駅前で降りて歩いて帰るなどの工夫をすると無理なく体を動かせますね。
適正体重を維持する
癌による死亡のリスクと全ての原因による死亡のリスクがBMI値によってどう変化しているかがわかりました。
男性の場合BMI値21.0~26.9で癌のリスクが低く、女性は21.6~24.9で死亡のリスクが低いことが研究によって明らかになっています。
BMIとは肥満度を表す指標で値が高くなるほど肥満度が高い事を表します。
BMI値=(体重kg)/(身長m)2 で計算することができます。
健康全体の事を考えると、男性はBMI値21〜27、女性は21〜25の範囲が正常の範囲となっています。
まずは自分のBMI値を知って調整していくのが良さそうですね。今では体重計で簡単に測れるものも発売されています。
最後に
予防には強靭なメンタルが必要になりそうなものばかりなので・・・とりあえず私はメンタルを鍛えることから始めます。
なんでも体に悪いから摂らないと言う極端な方法が一番良いのかもしれませんが、私は適度に体を毒に晒して強くしようと言う考えです。
無菌室にいる人の免疫が弱くなってしまうのと同じように悪いものを排除するのもまた毒だと私は思いますので、体に悪いものを嗜む程度に抑えつつ運動を沢山していけたらいいなと思います。