Butterfly pea tea
Table of Contents
バタフライピー
バタフライピーティーは美肌を作るお茶といわれ、花弁から抽出されるハーブティーは神秘的な青色をしており、またレモンなどの酸性と混ぜることで瞬時に色を赤く変えるため、とっても映えるハーブティーです。
バタフライピーは東南アジアに分布するマメ科の植物です。年間を通して咲くその青い花が蝶の形に似ていることから、「バタフライピー」と呼ばれ、和名を「蝶豆(チョウマメ)」といいます。
バタフライピーの本場ラオス・タイは強い日差しや強烈な雨などで、とても厳しい環境です。バタフライピーはそのような過酷な環境で生き残るために、活性酵素と戦う抗酸化物質や栄養素を蓄えています。そこで育ったバタフライピーには自然のエネルギーが蓄積された「天然のサプリメント」です。このハーブがもっともポピュラーな国・タイでは、ソーダやカクテルと割ったり、化粧水、シャンプー、石鹸、エステオイル、染め物や幅広く使われています。インド伝統医学アーユルヴェーダでも古くから使われています。
効果・効能
・視力の低下を防ぐ、冷え症の改善
バタフライピーは視力の低下を防いだり、冷え症の改善にも効果を発揮します。
バタフライピー特有の、あの神秘的な青色はまさにアントシアニンです。
なんと、ぶどうの14倍ものアントシアニンがバタフライピーには含まれています。
また、アントシアニンを含有する植物の中で一番の安定性を持ち、優れた抗酸化を示します。
バタフライピーの効能はこのアントシアニンが大きく関わってきます。
さらに、冷え症の改善にも繋がります。
アントシアニンは、末梢血管を拡張し血流を促す効果があり、摂取後はすぐに体内に届くため、即効性があります。血流の促進が不可欠な、冷え症の改善に役立つということですね。
・髪の悩み(抜け毛、白髪の予防)
バタフライピーのアントシアニンの成分は毛細血管を強し、血流を改善し、眉毛や髪の成長を早める道の一つであるからです。
バタフライピーに含まれるアントシアニンが、男性型脱毛症の原因である「酵素(5aリダクターゼ)」の働きを抑制してくれます。
酵素(5aリダクターゼ)の本来の働きは、筋肉や骨、精子の生成など男性にとって大切なものです。ですが、髪に対してはマイナスな影響がでるため、抑制することが必要といえます。
・花粉症対策にも効果的
ヒスタミンを減少する働きを持っている、アントシアニンが関係しています。
そもそも花粉症は、身体が花粉を異物として認識して起こる免疫の過剰反応。
体はそれを排除しようとするため、ヒスタミンを大量に分泌する。
それが知覚神経を刺激し、くしゃみや鼻水、目のかゆみという花粉症の症状を引き起こします。
このヒスタミンを減少する働きを持っているのがアントシアニンです。
※ヒスタミン抑止効果が非常に強いといわれるアントシアニンは、様々なメーカーの実験でも証明されています。
・フリーラジカルに対抗する力
簡単にフリーラジカルを解釈して説明すると、
発がん物質=フリーラジカルの性質を持っている。
体の中のサビ、のようなイメージです。
バタフライピーに含まれるアントシアニンは、体のサビであるフリーラジカルに対抗する力を持ち、抵抗する事により、がん発生の危険性を下げると言われています。
・抗炎症作用
炎症反応は、体が有害な刺激を受けた際に抵抗する防衛反応のことです。
生体には痛み、赤み、発熱、腫れ、むくみなどの症状によって現れます。
この炎症の原因の一つとして「活性酸素」があります。
アントシアニンは高い抗酸化作用により、炎症作用を鎮静させる効果があります。
解熱鎮痛剤に使用されているアスピリンの約10倍と言われていますが、バタフライピーは薬と違い胃に負担がかかりにくいのも特色。
・肝機能の改善
バタフライピーに含まれるアントシアニンには、血中の値(y-GTP,GOT,GPT)を正常に戻し肝機能を回復させる機能がある。
アントシアニンが持っている抗酸化作用が肝臓にある有害物質を抑える。
・アンチエイジング
アントシアニンは強力な抗酸化作用を持ち、体内の活性酸素を抑制する効果があると言われている。
これにより細胞の老化防止、皮膚の弾力や水分も保つ。